関連する人たち

小話にでてきた人たちの情報をまとめています。自分が忘れないようにのメモも兼ねている。

 

【ノウに関係する人たち】

ロウ:長男。やんちゃで快活。体育会系。
リウ:次男落ち着いていて穏やか。少し腹黒い。大人びている。頭脳派。
ミウ:長女気が強い。しっかりもの。ノウに対してやや過保護。イウには手厳しい。
ノウ:三男内気で優しい。泣き虫。鈍くさい。
イウ:四男生意気でいたずら好き。
メウ:次女甘え上手のマイペース。割と強か。
 

【シェスに関係する人たち】

カスペル:筋肉神父。種族不明。
ベルナッタ:瓶底眼鏡エルフシスター。
子供大好き!神様大好き!!超絶ポジティブ教会コンビ。
ピエタールという街の教会と孤児院を運営していた聖職者の一員。
孤児みんなを愛していたし、シェスも可愛がっていた。
大都市に遠出し、ピエタールに帰ってくる途中、吸血鬼と化したシェスに食い殺されてこの世を去っている。
不浄のものにたいして遅れを取ることが今までなかった二人は、我が子のように愛していた子どもたちの一人であるシェスをどうしても滅することができなかった。
このとき、シェスは気が触れ、記憶は断片的に失われている。
 
孤児院の孤児たちのなかでもなかがよかった五人。
アトス:緑髪の少年。本が好きで、聖書とほんの僅かに置かれていた物語の本を擦り切れるまで読んでいた。病弱であまりベッドから起き上がれない。17歳のとき風邪をこじらせて逝去。 緑色の布袋をシェスにもらっていた。年の近い相手は基本呼び捨て。シェスは兄のように思っていて、アトスはシェスを弟のように思っていた。

ルギオ:
青髪の少年。寡黙でおとなしかったが、気を許した相手には冗談を言ったり、小突いたりするごく普通のこども。神父とシスターとシェスが行方不明になった後、教会の神父になった。もともとカラダを鍛えるのが好きだったので、成人したあとはしっかりとした体格になっている。青色の布袋をシェスにもらっていた。年の近い相手は基本呼び捨て。シェスとは悪友みたいな関係だった。寿命を全うしてこの世を去る。

ベロニカ:赤毛の少女。
歌うのが好きだった。よく聖歌を歌いながら花を摘み取って仲の良い相手に冠を作ってあげていた。成人後、孤児院を出てメイドとして出稼ぎに出たが、勤め先の相手が途中で変わってから理不尽に扱われる。最後まで気丈にしてたが、路地裏で生涯を終える。道端に投げ捨てられたその場に居合わせたシェス(すでに吸血鬼と化している)が怒り狂って相手を惨殺。赤色の布袋をシェスにもらっていた。

アンナ:
山吹色の髪。見た目はつんとした美人だが、気が強く、男勝り。光り物が好きだった。よく色硝子を拾って眺めていた。ベロニカとともにメイドとして出稼ぎに出たが、ベロニカとは死に別れる。憔悴していたが、レアンと再会し結婚。のちに孫にノウがうまれる。寿命を全うしてこの世を去る。菜の花色の布袋をシェスにもらっていた。

レアン:茶髪。五人の中では最年少。泣き虫でいつもだれかのうしろをついてまわっていた。亜麻色の布袋をシェスにもらっていた。農村に働きに出ていき、そこで生活を送る。贅沢はできなかったが、農村が含まれる領地を運営している領主が有能で農民にもそれなりの扱いをシてくれていたので、穏やかに過ごしていた。アンナと結婚し、のちに孫にノウがうまれる。寿命を全うしてこの世を去る。
 

【リジィとリラに関係する人たち:使用人とか】

レイモンド:執事見習い
リーゼロッテ:メイド見習い
テンションが高いお調子者の双子の兄妹。レイモンドのほうが比較的常識人。リーゼロッテのほうが自由奔放。どちらも地味な顔立ちで実況中継のような怒涛のトークを繰り広げなければ他人の印象に残らない。リラメイアは弄り倒すと面白いのでとても好き。また、自分たちを一緒に雇ってくれたのもありがたく思っている。リジィとリラの口論は面白おかしくハラハラ呆れながら見守っているし、だいたいリラの失言のせいなのでリラを諌めたりするが、最終的には何をおいてもリラを優先するのがこの二人。
情報収集能力、念話能力、発達した身体能力など謎が多い。
 
トーマス:執事長
常に穏やかな表情を崩さない初老の男性。
有能で主人のコントロールが上手い。
トーマスがいなければリラはとっくに過労死してる。
 
マーサ:メイド長
控えめで気配りができるが表情筋が硬い女性。
掃除とベッドメイキングの腕前はすごいもの。
 
ジェームズ:庭師(現在。リラ付き。老人)
植物と土いじりが大好きな庭師。のんびりと達観しており、リジィの体質や外見については正直まったく興味がない。花を傷つけなければ基本好意的に接する。
リラに恩義を感じて入るが、盲信はしておらず不器用な主人にそれとなく助言をするおじいちゃん。
自分に興味がまったくないジェームズのちかくには、リジィは自分から寄っていく。
それを知ったリラがハンカチを噛み締めるのものんびり眺めている。
 
 【リジィとリラに関係する人たち:血縁関係】
イルディス・リブラ・アンロリッシュ:リジィとリラの父。
仕事はできるが、人の心の機微に疎い。フローゼがどうしても忘れられず、屋敷に連れて返ってしまい、結果リジィが生まれた。メルセデスのことも本人は大事に思っていたが、妹のような存在という意識が強かった。
フローゼが謀殺されたこと、メルセデスが廃人となったことと、リジィが魔力を暴走させたこと、リラが若くして領主業を引き継がざるを得なくなった大本の原因。
廃人になったメルセデスが亡くなるまで付き添っていた。
メルセデスが亡くなったあとは、リラに領主業を引き継がせた。
今はアンロリッシュ家が統治する土地の一つに建てられている小さな屋敷でフローゼの遺品をたまに眺めている。
 
メルセデス・サファ・アンロリッシュ:リラの母。
イルディスのことを愛していたが、自分よりも魔力が高く、人として破綻しているフローゼと先に子供をイルディスが設けたことにより、プライドをずたずたにされ歪んでしまった。フローゼを間接的に消して、リジィにも辛く当たっていたが、リラのことは本人なりに可愛がっているつもりだった。リジィの魔力の暴発に巻き込まれ廃人となったあとこの世を去っている。
 
フローゼ・ジギタリス:リジィの母。
蒼闇の魔女。得体の知れない雰囲気がにじみ出ている女性。魔族と契約し人の理から外れた魔性。光属性が絡む魔術以外はほぼ完璧にこなすことができた。
自分が楽しければあとはどうでもいい女性だったが、イルディスの領主としての責任感と自分への執着心で苦悩しているのが面白かったので、いつでも姿をくらませられる愛人枠ならいいよと、一時期身を寄せていた。
自分以外にたいして情がわかない女性だったが、自分が生んだリジィはそれなりに可愛いと思っていたらしく、大きくなったら、おすすめの魔族と契約させてあげて、一緒に楽しく遊んで暮らそうかなあと思っていた。
子供を産んだ直後の魔女は、一時的に弱体化するため、そのタイミングでメルセデスに謀殺された。
メルセデスに謀殺されたあとも、魔族と契約したため魂が浄化されず、転生はできないとされている。
 
リリチシャ:フローゼの古い友人。妖艶で人懐っこく掴みどころがない。フローゼとは仲が良かった。人の理から外れた魔女の一人。フローゼが謀殺されたことを知ってとても悲しく思った。以降、魔女を排斥する人間を厭うようになり、人間の世界で生きているフローゼの生き写しのようなリジィを気にかけている。

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